急がないでcafe気分。コーヒー1杯いかがですか?
2007/03/15 (Thu)
祖父があたしに本をたくさん買い与えていた、というお話は以前にも書きましたが、
それって本屋さんに行くと今でも売ってるものが何冊かあるんですね。
もう20年以上前なのに。
たくさんの種類の本をもらったけれど、
どちらかと言えば哲学的な内容に偏っていたと思います。
ハッピーエンドでも勧善懲悪でもない、なんとなく「?」な終わり方の本が多かったような。
そのせいか、思い出そうとしてもぼんやりとしか浮かばないのが現実です。
結末のハッキリしない内容の絵本を見ながら自分なりの解釈をして
幼いながらも涙していた記憶はあるんだけど。
かろうじてタイトルを覚えているのは
「100万回生きた猫」と「おおきな木」の2冊。
なかでも「おおきな木」は本がクタクタになるまで読みました。
これは自分の家じゃなく祖父の家に置いてあったんだけど。
大きなりんごの木と少年の物語。
りんごの木は成長していく少年に惜しみない愛を注ぐのだけれど
少年はいつしか大人になって離れてしまう。
もうこれ以上与えるものが木になくなったとき、
老人となった少年が帰ってきた・・・。
大人が読むと考えさせられる本です。解釈も色々です。
ただ、子供の頃のあたしは読み終わるとたいてい涙ぐんでいました。
悲しいのか感動したのかは分からないけれど、
でもなんとなく
「木も少年も嬉しかったんだろうな」と感じていたのは確かです。
「幸福の王子」と似ているのになぜか「おおきな木」の方が好きだったな。
今でも「おおきな木」は売られていますが買うことはないでしょう。
手元に置いて結論を出すのがなんとなくイヤで。
すこし悲しくて
すこし嬉しくて
あとに何か残るんだけどどこか涼しげな
ちょっとノスタルジックな本。
これがあたしにとっての「おおきな木」。
それって本屋さんに行くと今でも売ってるものが何冊かあるんですね。
もう20年以上前なのに。
たくさんの種類の本をもらったけれど、
どちらかと言えば哲学的な内容に偏っていたと思います。
ハッピーエンドでも勧善懲悪でもない、なんとなく「?」な終わり方の本が多かったような。
そのせいか、思い出そうとしてもぼんやりとしか浮かばないのが現実です。
結末のハッキリしない内容の絵本を見ながら自分なりの解釈をして
幼いながらも涙していた記憶はあるんだけど。
かろうじてタイトルを覚えているのは
「100万回生きた猫」と「おおきな木」の2冊。
なかでも「おおきな木」は本がクタクタになるまで読みました。
これは自分の家じゃなく祖父の家に置いてあったんだけど。
大きなりんごの木と少年の物語。
りんごの木は成長していく少年に惜しみない愛を注ぐのだけれど
少年はいつしか大人になって離れてしまう。
もうこれ以上与えるものが木になくなったとき、
老人となった少年が帰ってきた・・・。
大人が読むと考えさせられる本です。解釈も色々です。
ただ、子供の頃のあたしは読み終わるとたいてい涙ぐんでいました。
悲しいのか感動したのかは分からないけれど、
でもなんとなく
「木も少年も嬉しかったんだろうな」と感じていたのは確かです。
「幸福の王子」と似ているのになぜか「おおきな木」の方が好きだったな。
今でも「おおきな木」は売られていますが買うことはないでしょう。
手元に置いて結論を出すのがなんとなくイヤで。
すこし悲しくて
すこし嬉しくて
あとに何か残るんだけどどこか涼しげな
ちょっとノスタルジックな本。
これがあたしにとっての「おおきな木」。
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絵本
「おおきな木」は残念ながら読んだことのないお話なんだけど。
あたしもよく母親に本を買ってもらってたなぁ。
だから、友達の誕生日にも本を選んで持たせてくれることが多かったんだけど(当時小学生)、友達に「カコちゃんからの誕生日プレゼントは本だからつまらない」って言われて、それ以降は流行りのファンシーグッズ(っていうの?(笑))みたいなものを買ってもらうようにしたんだよね。
今となっては友達にそういわれたことが悔しいなって思うんだけど。
おかあさんが本を読ませてくれたっていうことには今もすごく感謝してる。
絵本の中で印象に残ってるのはヒナちゃんと同じ「百万回生きた猫」それから、「手ぶくろを買いに」「おじさんのかさ」なんていうのも好きでした。
「百万回生きた猫」は、つい2、3年前だっけかな。近くの図書館に行って読み直しました。
「おおきな木」も今度読んでみようかな。
絵本って子供向けのお話だけど、今だからわかることもあるよね。
あたしもよく母親に本を買ってもらってたなぁ。
だから、友達の誕生日にも本を選んで持たせてくれることが多かったんだけど(当時小学生)、友達に「カコちゃんからの誕生日プレゼントは本だからつまらない」って言われて、それ以降は流行りのファンシーグッズ(っていうの?(笑))みたいなものを買ってもらうようにしたんだよね。
今となっては友達にそういわれたことが悔しいなって思うんだけど。
おかあさんが本を読ませてくれたっていうことには今もすごく感謝してる。
絵本の中で印象に残ってるのはヒナちゃんと同じ「百万回生きた猫」それから、「手ぶくろを買いに」「おじさんのかさ」なんていうのも好きでした。
「百万回生きた猫」は、つい2、3年前だっけかな。近くの図書館に行って読み直しました。
「おおきな木」も今度読んでみようかな。
絵本って子供向けのお話だけど、今だからわかることもあるよね。