急がないでcafe気分。コーヒー1杯いかがですか?
2007/04/19 (Thu)
子供の頃、母親お手製のジャンパースカートをよく着ていました。
母は独身時代に洋裁学校へ通っていたこともあり、基礎がバッチリです。
少女時代の服のほとんどが手作りだった理由は主に経済的なものですが、
それでもこうやって思い返すとなかなか貴重な経験ですね。
母は手先が器用で仕事が早く、ちょっとしたワンピースなら3日以内で作り上げていました。
何が早いって、ミシンをかけるスピードが凄い。
「ガーッ」という、車のエンジンを全開で吹かしているかのような音が響いたかと思うと
もう身頃が出来上がっていて、
「ダダダーッ」という、バッファローが家中を走り回るかのような轟音がしたかと思うと
もうファスナーがついている。そんな仕事をする人でした。
たかがミシンなのにあの迫力。
ちょっと恐ろしくもあるけれど懐かしい音のひとつです。
母の影響であたしも手作りが好きになり、嫁入り前にいいミシンを1台買ってもらいましたが
母ほど使いこなせていないでしょう。
直線縫いの音がまだ大人しいな、と自分で踏んでて感じます。
母のミシンはかれこれ20年以上経過していますがまだ現役。
服を作ることは滅多にありませんが、ちょっとした繕い物に大活躍しているようです。
あたしのミシンも大切にしなくっちゃ、ね。
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