2006/10/29 (Sun)
子供の頃、本ばかり読んでいました。
祖父の意向だったらしく、
買い与えるものは本ばかりだったそうです。
リカちゃんもこえだちゃんもおままごとセットも持ってない子供でした。
で、話は本に戻りますが、
海外の作家の作品が多かったせいか、
家族で唯一あたしだけが洋風かぶれになりました。
朝、あたしだけがかたくなにパンを食べたがったり
ハンバーグは絶対ナイフとフォークで食べると頑張ったり。
クッションが欲しくて母にねだったら
「座布団があるでしょ」と言われて泣いたことも(笑)。
特に強い影響を受けたのは
「小公女」「若草物語」「足ながおじさん」「家なき少女」「おちゃめなパティ」の5つ。
うち4つはハウス名作劇場で放送されてましたね。
頭の中でイメージしていた世界が画面に映ったときは感動したなぁ。
パティはTVで流れたことはないけれど大好きな作品です。
女学生パティが繰り広げる学園物語なんだけど、
彼女は頭が良くて明るくて可愛くてみんなの人気者。
びっくりするようなことを平気でやり、
罰則だって全然へっちゃら。
正義感が強くて、誰が何と言おうとやり遂げる強い意志もある。
彼女のようになりたいと小学生の頃本気で思ってました。
「家なき少女」のペリーヌもめちゃくちゃポジティブ。
彼女は主婦も顔負けのやりくり上手で、
もはやサバイバルに近い生活をほったて小屋で送っているんだけど
これがまたずいぶん楽しそうで。
魚を釣ったり空き缶でナベ作ったりと、アウトドアライフを満喫するの。
羨ましかったけど、こればかりは真似できなかった・・。
小公女や若草物語、足ながおじさんは有名だから
どこでも手に入るけど、
パティとペリーヌはなかなかないんですよね。
「世界少女名作全集」だか言うピンクのハードカバーのシリーズで
図書館なんかには置いてあったりするんだけど。
残念ながらこのシリーズは現在絶版だそうです。
でもパティは復刊ドットコムにより見事再版されました。
家なき少女も復刊を願って投票してきましたよ!